ジンガサハムシ(陣笠葉虫) 甲虫目ハムシ科カメノコハムシ亜科
体長は7~8ミリで、透明な甲羅を持ったハムシの仲間。
腹部中央と胸部の不透明の部分が、
日光を反射して金色に輝きとても美しい。
手足を広げたような4箇所の黒褐色の斑紋がアクセントになっている。
胸部背面の部分が鋭く盛り上がり、外周は裾野を広げるように扁平に伸びている。
下にある頭部や足などが透けて見える。
金色タイプと黒褐色タイプの個体が、同じところに見られ、
品種が違うのではなく個体変異なので、普通に交雑し子孫をつくる。
食草はヒルガオの葉だが、ヤマノイモの葉も食べるようだ。
あまりにも美しく、真上から斜め上から横からなど撮り捲くりました!
ヒメジンガサハムシ(姫陣笠葉虫) 甲虫目ハムシ科カメノコハムシ亜科
体長5~6ミリ、体の背面は、くすんだ色合いの茶色で、とくに模様も無いが、
鞘翅表面に斜めの隆起した線がある。
ヒメ・ジンガサハムシという和名は小さなジンガサハムシの意味にとれるが、
ジンガサハムシとは外形が似ているだけで、全体的には全く似ていない。
ツヤがなくて地味である。
食草はヨモギ。