ヒナノハイゴケ(雛之這苔) 蘚類ギボウシゴケ目ヒナノハイゴケ科ヒナノハイゴケ属
梅の樹幹に10センチ四方の群落を作り着生していたコケ植物。
先端に赤茶色の蓋のある壷のようなものの中に、無数の胞子が入っている。
壷の直径は1ミリほど。蓋が外れると壷の中から胞子が飛び散る。
名前は雛のように可愛くて小さいハイゴケの意味らしいが
赤茶色の蓋に因んでクチベニゴケ(口紅苔)とも呼ばれる。
苞葉の先は細く尖り、透明。
ロウソクゴケ(蝋燭苔) 地衣類ロウソクゴケ科ロウソクゴケ属
梅の樹幹に直径1センチほどのマットをここ一ヶ所だけつくっていた。
大きな群落をつくることもあるらしい。
昔、北欧ではこれで蝋燭に黄色の色づけをしたそうです。
白い苔のようなものはウメノキゴケの仲間かな。
朽木
直径50センチくらい。かなり腐っていてぼろぼろ。
こぶ? 上のこぶ部分の拡大です。何でしょう?
シラホシカメムシ(白星亀虫) カメムシ目カメムシ科
体長6ミリくらい。
全身が褐色で、背中に2個の小さな白点がある。
イネ科植物の穂によく居るらしいが、ここは梅の樹皮。
クロスジオチバカニグモ(黒筋落葉蟹蜘蛛)? クモ目カニグモ科
体長は4ミリ弱。腹部の模様がカニに似ている?